女性が好きな“優しい人”。その意味を誤解した男たちの悲しき末路

高梨夕貴 2023.01.31
“ただの優しい人”は女性の下僕に成り下がる。女性が好きな“優しい人”という言葉に隠された本当の意味とは?優男が絶対にモテない理由や、好きな子とカップルになれないワケとともに、優しい人の悲しい末路をたっぷりお教えします。

女性が好きな“優しい人”の意味を誤解したら“奴隷”になる。

女性が好きな優しい人

多くの女性が「好きなタイプは?」と聞かれた時に答える“優しい人”という返答。誰しもが聞いたことがあるでしょう。そう聞いて、「そうか、なら女性に対して優しくすればモテるのか!」と優男に生まれ変わった粋なメンズも多いのでは?しかし、女性が好きな“優しい人”の意味を履き違えたら、最悪の末路が待っているのです…。


“優しさ”の返報性の法則が、逆の結果を生む。

優しい人 返報性

返報性の法則とは

「何かしてもらったら、その分のお返しをする。」
「恩返しを忘れない。」

という、日本文化で慣れ親しんだ素敵な法則です。日本人の骨の髄まで染みこんだ“おもてなし”文化の最高潮とも言えるでしょう。

だからこそ、多くの男性は「優しくしたら、優しくしてもらえる」と思っていますよね?

「精一杯に優しくすれば、自分を好きになってくれる」とか淡い期待をしていませんか?

残念ながら、すべて逆効果です。

返報性の法則があるために、常に優しい貴方は「重たい存在」というレッテルを貼られてしまいます。

優しさの押し付けのようなもの。女性からしたら、その優しさを返せる気がしないよ…と面倒に感じてしまうのです。悲しかな、そして女性の気持ちはどんどん遠くへ。


重い存在から、飽きた存在へ

優しい人 重い

「重い存在」というレッテルを貼られた貴方。そしてある時、貴方の優しさは飽きられます。貴方に優しくされるのが“当たり前”になってしまうのです。生物学的にも魅力のある男性(オスとして強い男性)とは程遠くなり、女性から無意識に見下された存在に成り下がります。

女性は子宮で考える生き物と言われています。その子宮で考えた時に、“ただの優しい人”である貴方は、子孫を残すに値しない生き物に。


【参考記事】いつまでも彼女ができないモテない男の典型的な特徴とは▽


ヒエラルキー最下層の貴方を待ち受けるのは、ただの下僕生活

優しい人 下僕

女性にとって、貴方は「絶対に優しくしてくれて、何でもやってくれる人」という便利な存在です。貴方が少しでも優しくしないことがあったなら、その瞬間に怒るでしょう。普通の優しさにも慣れてしまったため、常に無理難題を突き付けてくるでしょう。

「なんで電話でないの?」

「終電ないから迎えに来てくれない?」

「今日は奢ってくれないの?」

「誕生日プレゼントはバッグちょうだい!」

「これ調べておいて!」

などなど、要求はどんどんエスカレート。そして多くのただの優しい男(非モテ男=絶対的にモテない男)は、「彼女に優しくしないと!!!」という謎の正義感で彼女の要求に応えてしまうのです。冷静になってください。これはもう恋愛対象外どころの騒ぎではありません。完全に彼女の下僕です。ただの便利な男であり、奴隷、もはや生き物ではなく道具だと思われている可能性もあります。


“あわよくば”は絶対にない。

優しい人 下心

多くの男性が女性に優しくする根底にある理由は「“あわよくば”付き合いたい」「“あわよくば”夜を共にしたい」「“あわよくば”結婚したい」というゲスい希望的観測があることでしょう。「ちょっと無理難題だけど、ここで優しさを見せれば僕に惚れてくれるかもしれない!」「キツイ要求だからこそ、やってあげよう!」などという下心を持って、優しくしているメンズも多いはず。

でもその下心、女性はとっくに気が付いています。“あわよくば”を狙って優しくし続けている間に、下僕に成り下がり男女のヒエラルキーから抜け出せなくなるのです。


【参考記事】女性が男性に惚れるのは、“下心”を感じない瞬間です▽


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