仕事のモチベーションが上がらない原因とは?やる気を上げる7の方法をレクチャー

HaRuKa 2022.06.21
不思議と仕事のモチベーションが上がらない時ってありますよね。そこで今回は、仕事のモチベが上がらない原因から、やる気がないと招きやすいデメリットや実際にモチベーションを上げる方法までご紹介します。ぜひ参考にして、業務の生産性をアップさせましょう!

仕事のモチベーションが上がらないと悩んでいる方へ。

仕事のモチベーションが上がらない原因

やる気を出そうと思っても気分がなかなか乗らず、仕事のモチベーションが上がらないまま時間だけが過ぎてゆく。そんな経験は誰にでもあるでしょう。

では、仕事のモチベーションはなぜ上がらないのでしょうか、また、どうやったら上げていけるのでしょうか。

この記事ではモチベーションが上がらない原因を突き止め、さらに、モチベーションを上げる方法を紹介していきます。

また、考えられるデメリットや下がった時の対処法も解説していますので、仕事のやる気を上げたいビジネスマン必見の情報が満載ですよ。


なぜ、やる気がダウン?仕事のモチベーションが上がらない原因を大公開!

やらなければならない仕事が山積み。それなのに全くと言っていいほどやる気が出ないのはなぜなのでしょう。その原因を解明して取り除けば、モチベーションをアップさせるきっかけになります。

以下に挙げるようなモチベーションが上がらない原因に心当たりはありませんか。もし当てはまるものがあるなら、解消するよう努力してみましょう。


原因1. 仕事内容がマンネリ化しており、楽しいと思えない

同じ仕事を長く続けていると、繰り返しの作業をしている感じがしてきて新鮮味がなくなります。いわゆるマンネリ化が起きていて、仕事に飽きてしまっている状態ですね。

同じことを根気強く続けられる人もいますが、マンネリ化に耐えられずに仕事が楽しくなくなる人も多いはず。仕事内容に楽しさが感じられなければ、苦痛にもなります。苦痛である仕事はモチベーションが上がらないのも当然と言えるでしょう。


原因2. 業務内容に対して給料が低すぎるから

時間がかかる仕事や技術を要する仕事には、相応の給料が支払われるべきです。しかし、苦労が多い業務内容の割には給料が低すぎると考えるとやる気が出ませんよね。正規労働者なのに、時給換算したらアルバイト並みに安い。そうなると、「こんなのやってられない」と思うのは仕方のないことです。

業務内容に見合った給料がもらえていないと、今の仕事をやることに疑問を持つことになります。「こんな給料なら、もっと楽な仕事やったほうが良いよな」と考えるようになってしまうことも。


原因3. 職場の人との人間関係がうまくいっていないから

職場の人間関係はモチベーションに大きく影響します。極端な話、男性でも女性でも、職場にいる好きな人といい感じだったら、仕事のモチベーションも上がりまくるはずです。あるいは、何かと褒めてくれる上司がいるだけで仕事も楽しくなりますよね。

その逆に、職場に嫌な人がいれば顔を合わせたくないので仕事に行きたくなくなります。あなたの仕事ぶりに文句を言う上司なんていたら、モチベーションはだだ下がりです。職場における人間関係が良くないと、モチベーションを上げるどころか維持するのも難しいでしょう。


原因4. 他にやりたい仕事を見つけてしまったから

今の仕事よりも良さそうな仕事が見つかった時、転職したいという気持ちが芽生えてきます。少しでも早くやりたい仕事に就かないと人生を損した気持ちになるので、今の仕事をすぐにでも辞めたいと思うようになります。辞めたい仕事に対してモチベーションを上げることは困難です。

さらに、まだ実際に始めてもいなくても、やりたい仕事の方にモチベーションを持っていかれてしまいます。このように二重にモチベーションを上げられなくなってしまうのですね。


原因5. 残業が多く、拘束時間が長いから

残業が多いのは、一日の労働量、労働時間がともに多いことを意味します。会社が与える仕事の負荷が大きければ、従業員は疲弊せざるを得ないでしょう。「今日もまた残業か」と思えば、日に日にやる気が削がれていきます。

さらに、残業によって拘束時間が長くなれば、その日の疲れをリフレッシュできずに精神的に衰弱する可能性も。精神的にも追い詰められたら、仕事に対するモチベーションが下がっていくのを止められません。

残業を多くして会社が従業員を縛る度合いが強くなるほど、働く意欲をどんどん失ってしまうのです。


原因6. 睡眠不足が続いて、仕事に対する集中力が切れているから

睡眠不足では頭がボーッとしてしまって、仕事に対する集中力を発揮できません。仕事のせいであれ、自分の不摂生のせいであれ、睡眠が十分でないと本来のパフォーマンスを出せませんよね。

そのような集中力切れの状態では仕事に対してやる気が起こらないはず。睡眠不足でクリアな思考ができなければ、そもそもモチベーションを高めようという気力すらも沸かないでしょうし、油断すれば居眠りまでしてしまうでしょう。


原因7. 今の仕事を続けていて将来大丈夫なのか、不安を感じているから

「このまま頑張っていれば大丈夫だ」という安心感はモチベーションに繋がります。やり続けることで将来が安泰だと信じられるからです。

一方、今のままで大丈夫なのか不安になると、今やっている仕事を続ける気持ちが薄れてしまいます。それはそのまま仕事に対するモチベーションの低下を引き起こすでしょう。

今の仕事を続けることに将来への不安を感じると、もっと他のことに時間とエネルギーを注ぐべきだと思うようになります。そのため、今の仕事に身が入らなくなり、モチベーションも上がらないわけですね。


原因8. 仕事で思うような成果が出せず、怒られてばかりだから

適時の適切な叱責は、人を成長させるだけでなく、やる気をも引き起こすものです。しかし、毎回失敗続きで成果が思わしくない上に、上司から怒られてばかりだと仕事が嫌になってしまいますよね。誰だって怒られるのはストレスを感じることですから、萎縮してしまって仕事をやりたくなくなってしまいます。

一度や二度なら「なにくそ」と負けん気を発揮して頑張れますが、成果が出せないまま何度も怒られれば、自信喪失してモチベーションが下がるのも仕方がないことです。


仕事のモチベーションが低いと招きやすいデメリットとは

モチベーションが低いままでも、仕事をこなすこと自体はできるでしょう。しかし、看過できないデメリットが少なくないのも事実です。

ここでは、仕事のモチベーションが低い時に起こりやすいデメリットを3つ紹介していますので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。


デメリット1. 職場の人から仕事に対する態度が不真面目だと思われてしまう

モチベーションが低い状態では、仕事ぶりが雑になってしまいがちです。あるいは、少しでも楽をしようと手を抜いたり、小さなミスならそのままにしたりします。真面目に取り組んでいれば起こらないようなことが頻繁に起これば「あいつは仕事に対して不真面目だ」とレッテルを貼られてしまうでしょう。

職場の人、特に上司から不真面目な印象を持たれてしまうと、仕事の仕方で説教を受けやすくなるのはもちろんのこと、昇給やボーナスの査定においてもデメリットがあるのは容易に想像できますね。


デメリット2. 上司に知られた場合、出世や昇進が遠のく恐れがある

モチベーションの低さは、会社へ貢献しようという意識の希薄さが露骨に見えてしまいます。会社からすれば、そんな人物を出世させる気にはなれません。部下がついてこないようなモチベーションの低い人に役職を与えるはずがないですよね。

直属の上司に、やる気がないことを見透かされると出世や昇進に響きます。役職が遠のけばその分生涯年収も下がり、金銭的なデメリットだけでも馬鹿にならないですよ。


デメリット3. 仕事で思うような結果が出しにくい

モチベーションが低いと、仕事の進みが遅かったり、ミスも多かったりするでしょう。それが理由で、上司に怒られた上に、無駄に残業をすることにもなればモチベーションはさらに下がります。

そうして負のスパイラルに陥ってしまうと、自分ではそれなりに頑張っているつもりでも、歯車がうまく噛み合わないような感覚に。結局、完成度の低い仕事になり、思うような結果がなかなか出せません。


手軽に実践できる仕事のモチベーションを上げる方法

仕事のモチベーションを上げるにはどうしたらいいか悩んでいる人は多いはず。「やる気が出れば仕事の能率がもっと上がるのに」という人は、この章で紹介する方法を実践してみてください。

手軽にモチベーションアップが可能ですから、仕事がどんどん前に進む楽しさを実感できますよ。


方法1. 仕事術や自己啓発本を読んで、仕事のモチベーションをアップする

新しいアイディアを取り入れたら、実践してみたくなりますよね。本から得られる知見の中には自分の仕事に活かせるものが多いものです。特に仕事術や自己啓発が書かれた本には、すぐに使えそうなアイディアが数多くあります。

本を読んでみて、そこから仕入れた知識や知恵を仕事に応用してみたいと思い始めたら、仕事のモチベーションがアップしてきた証拠。本を買って読むだけですから、少しのお金と時間の投資で手軽にモチベーションアップできる良策です。

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方法2. 絶対に成し遂げたい夢や目標を設定する

ただ漫然と仕事をしていてもモチベーションは上がらないので、夢や目標を設定して、仕事をすることに意味を持たせましょう。「貯金が1000万円になったら脱サラして起業する」「30歳までに営業成績1位を達成する」のような目標を掲げれば、モチベーションアップに役立ちます。

ただし、現状とかけ離れすぎた大きすぎる夢は、かえってモチベーションをダウンさせることになるので注意です。まずは頑張ればすぐに実現可能な目標から設定してみると良いでしょう。


方法3. 仕事のやる気が起きるようなドラマや映画を鑑賞する

仕事ができる人がテーマとなっているドラマや映画を見て、モチベーションをアップさせるのも手軽で良い方法です。

子供の時にヒーローもののアニメや特撮を見て、正義の味方の気分を味わっていた時を思い出してください。映像作品の主人公と自分を重ねることで作品に感化されやすくなり、「自分もなれる」「自分にもできる」という風に、やる気と自信が湧いてきませんでしたか?

ドラマや映画を鑑賞してから、気持ちが感化された状態のまま仕事に取り組んでみてください。いつもよりモチベーションが維持できる自分に気づくことでしょう。


おすすめ作品1.『SUITS(スーツ)』

『SUITS(スーツ)』はアメリカで大人気のリーガルドラマです。エリート弁護士であるハーヴィーとマイクの二人が、困難な状況を切り抜けながら訴訟で活躍するストーリーとなっています。

学歴も資格もないのに実力だけでのし上がっていくマイクの活躍が実に爽快です。「マイクみたいに成り上がってやるぞ」というモチベーションを与えてくれます。

学歴や経歴のコンプレックスのせいでモチベーションが上がらない男性にはぜひ見てもらいたい作品。イケメンが好きな女性にも、もちろんおすすめですよ。


おすすめ作品2.『リッチマン、プアウーマン』

『リチプア』の略称で有名な、2012年放映の日本のテレビドラマ。新卒就職率が過去最低クラスであった就職難とIT業界が勃興していた当時の世相を反映しています。東大理学部生なのになかなか内定がもらえない石原さとみ演じる「夏井真琴」が、小栗旬が演じるIT企業の天才社長である「日向徹」と出会い、恋に落ちていくオフィスラブ・ストーリーです。

労働問題なども盛り込まれたストーリーであるため、フィクションなのに妙にリアルな感覚になれる良作で、ドラマの中にどんどん引き込まれること間違いありません。

IT業界やベンチャー企業に努める人にはもちろん、2012年前後に就職活動をしていた人なら誰でも、当時を懐かしく思い出せる作品ですのでおすすめです。


おすすめ作品3. 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

女性に大人気のレオナルド・ディカプリオが演じるジョーダン・ベルフォートが主役。若き株式ブローカーである彼を中心に、富と名声に目がくらむニューヨークの黒い部分を描いた作品です。

実話を元にした内容なのですが、法外に稼いで女と麻薬につぎ込むというのがストーリーの大半を占めています。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のタイトル通り、まさに欲望にまみれた狼のようです。

アウトローな内容ながら軽快な物語展開であるためか、不思議と見終わった後に嫌悪感が残らない面白いドラマとなっています。荒稼ぎしていく爽快感やアダルトな雰囲気を楽しみたい男性におすすめしたいドラマ。


方法4. 心身ともに疲弊している場合、一度休職してリフレッシュ期間を設ける

モチベーションをどうやっても上げることができない時があります。心身ともに疲れ切っている場合がそうです。多少の休みを取ったぐらいではモチベーションを復活させるのは難しいでしょう。

退職や転職をするつもりがないのなら、休職して充電期間を設けましょう。やる気を出すためには多少強引にでもリフレッシュする方法が必要です。


方法5. 自分の理想とする人をロールモデルに設定する

自分がなりたいと思う理想の人や尊敬する人がいたら、その人のようになりたいと強く願いましょう。イメージしやすい目標がある方がモチベーションアップに繋がりやすいからです。

理想の人に近づくための道筋を具体的に想像するのも効果的。これまでの成功者の多くも、先人をロールモデルにしてモチベーションを維持してきていますよ。


方法6. 本当にやりたい職種が見つかった場合、思い切って転職する

今の仕事や職場との相性が致命的に合わない場合は、モチベーションをいくら上げようとしてもかなわないでしょう。やる気が出ない理由を考察し、様々な方法を試しても、無理なものは無理です。どうやっても改善できないなら、転職を考えてもいいでしょう。

もし行き詰まっているなら、モチベーションが上がるような新しい仕事をぜひ見つけてください。思い切って転職するのは、状況を打開するための最終手段です。

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方法7. 職場内で絶対に負けたくないライバルを見つける

競争相手がいた方が燃える人もいます。他人に負けるのが嫌だという性格なら、職場の中にライバルを見つけてみましょう。そのライバルに絶対負けないという気持ちを持つだけでモチベーションアップが可能です。

ライバルが仕事を頑張っていれば、自分も負けないように頑張れます。ライバルから得られる程良い緊張感は、モチベーションの維持だけでなく自分の成長の糧になるでしょう。


仕事のモチベーションが維持できない!やる気が下がった時の対処法

仕事に対するやる気が出ることがあっても、なかなか長続きしないのはもったいないですよね。

調子よく仕事を進められていたのに、突然のモチベーションダウンで、仕事のペースもダウン。そんな時に役立つ対処法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


対処法1. 今の仕事が本当に自分に向いているのか考え直してみる

モチベーションダウンが頻繁に起きる場合、今の仕事が自分に向いていない可能性があります。合わない仕事を無理に続けているがために、心が拒否反応を示していることもあるからです。

仕事内容や職場環境について、一つ一つ自分に向いていない要素がないかチェックしてみましょう。自分向きでない要素が多いとモチベーション維持は困難だとわかります。仕事が本当に自分に向いているか冷静に考え直してみるのも対処法の一つです。


対処法2. なぜモチベーションがダウンするのか理由を紙に書き出す

漠然と「やる気が出ない」と思っているだけでは何も解決しませんよね。そんな時はモチベーションをダウンさせる理由として、思い当たるものを紙に書き出してみましょう。

書きだしたものの中で、自己解決できるものを解消していけばモチベーション維持に繋がりますね。紙に書くことで問題点が明確化し、対処しやすくなるのです。


対処法3. ストレスが原因の場合、しっかり休んで気分転換をする

ストレスが溜まっていると仕事にやる気を持てなくなりますよね。イライラしたり体に変調があったりしたら、モチベーションを維持できません。

やる気が下がった時はしっかり休むことが大事。有給休暇を利用して旅行に行くのもおすすめします。休みを取って気分転換を図ることがストレス解消になり、モチベーション低下の対処法として最適です。


仕事に対してやる気が上がらない時は、自分に合う方法を見つけてみて。

仕事のモチベーションが上がらない時、自分でもどうすれば良いのかわからなくなるものです。仕事の納期が迫っているのに、何も手がつかなくて気持ちばかりが焦ります。

そんな時は原因を突き止め、モチベーションを上げる方法を試してみましょう。本やドラマなどからやる気をもらうのもアリです。モチベーションアップで仕事が上手く行けば、人生がもっと楽しくなるはず。


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