仕事が楽しいと感じる人に共通する特徴や理由とは

長谷川大輔 2022.01.05
ただお金を稼ぐために仕事をするよりも、楽しみながら働くことが理想的ですよね。でも、「仕事が楽しい!」と感じている人はあまり多くはありません。そもそも仕事が楽しい理由とは、一体何なのでしょうか?今回は、仕事が楽しい人の特徴を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

楽しく仕事に取り組めていますか?

仕事を楽しいと感じる人の特徴

仕事をしていて楽しいと感じることはありますか?毎日、通勤するときに「行きたくない…」と思っていませんか?仕事が楽しいと感じる理由は、人間関係が良好だったり、やりがいや目標が見いだせるなど、人それぞれ。まずは、仕事をしていて楽しいと感じたことはあるか、働いていて楽しいときはどんなときだったか、思い返してみましょう。


「仕事が楽しい人の特徴」から、働き方を考え直すきっかけにしてみて。

どの仕事に就いても「楽しくない…」と感じる人がいる一方で、どんな仕事でも楽しめる人がいるのはなぜでしょうか?仕事が楽しい人は、職場環境に恵まれていなくても、自分なりの仕事の楽しみ方を見い出すことができるのです。仕事が楽しい人には、いくつかの特徴があります。その特徴とは、一体何なのか詳しく見ていきましょう。


仕事が楽しい人の特徴① やりたい仕事に就いている

仕事が楽しい人の特徴としてまず挙げられるのは、「やりたい仕事に就いている」ことです。小さい頃からの夢だったり、自分が大好きな分野の仕事だったら、楽しみながら仕事に取り組むことができます

仕事でミスしたり、怒られたりしても、好きな仕事のためなら頑張れますよね。いつの間にか時間を忘れてしまうほど夢中になれる仕事だったら、毎日の仕事があっという間に終わるはずです。

毎日、「仕事の時間が長い…」「早く終わらないかな」などと感じている人は、一度、この仕事は本当にやりたい仕事かどうか、考え直してみると良いでしょう。「自分にはやりたい仕事なんてない…」という方でも、自分が本当にやりたいこと、小さい時からの夢を思い返してみると、やりたい仕事が見つかるかもしれません。


仕事が楽しい人の特徴② 学歴やバックボーンを気にしない

仕事が楽しい人は、「高学歴な上に、優れたバックボーンを持っている」というイメージがある方も多いのではないでしょうか?しかし、実際は、仕事が楽しい人は学歴やバックボーンを全く気にしていません。どんなに高学歴で、優れたバックボーンを持っていても、仕事が楽しめない人が多いのも事実。

逆に、学歴やバックボーンがなくても、楽しみながら一生懸命に仕事に取り組む人は仕事を覚えるのも早く、すぐに自分のやりがいや目標を見い出すことができるのです。学歴やバックボーンは、仕事を楽しむ上で必要のないものです。

逆に、学歴やバックボーンばかりを気にしていると、無駄なプライドや競争心が生まれてしまい、純粋に仕事が楽しめなくなってしまいます。


仕事が楽しい人の特徴③ 細かいことは気にしない

仕事を楽しめる人は、上手に手を抜くことができ、細かいことはあまり気にしません。完璧主義で細かいことばかりを気にしている人は、神経質でストレスを感じやすいため、仕事を楽しむことができません。

細かいことばかりを気にしていると、簡単なタスク作業でもかなりの時間がかかってしまい、仕事の作業効率が悪くなります。さらに、「あの人はなんで○○なんだ!」「なんでこんな簡単なこともできないの!」など、他の人の欠点ばかりが目について、どんどんストレスが溜まっていき、ある日突然パンクしてしまう恐れもあります。

自分が完璧主義だと思う方は、まずは少しだけ肩の力を抜いてみましょう。今までの完成度の7割くらいを意識しながら働いてみると、案外、簡単に仕事が楽しめるようになるかもしれません。

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仕事が楽しい人の特徴④ 仕事に追われていない

朝、起きてすぐに「今日はあれと、あれをやらなくちゃ…」、夜寝る前には「今日はあれをできなかったから、明日は早く起きなきゃ」など、毎日、毎日仕事に追われていませんか?仕事に追われていると、仕事を楽しむ余裕もなく、どんどんとストレスが増加していく一方です。

毎日作業に追われている人は、まずは早く出勤するなどして、仕事を追われる原因となっている作業を片付けましょう。仕事に追われている状態から逆に仕事を追う状態になると、心に余裕ができるので、作業効率を改善したり、新しい仕事に挑戦することができるのです。

たまっている仕事を片付けたら、まずは、なぜ仕事に追われているのか、その原因を探り、作業効率を上げる方法を探ってみましょう。


仕事が楽しい人の特徴⑤ 自分のプライドを使いこなしている

仕事をする上で、プライドを持つことはとても大切なことです。しかし、一概にプライドと言っても、人によってそのプライドの種類が異なります。高いプライドを持っていると、自分でミスをしたときにも謝れなかったり、細かいことが気になってストレスがたまりやすくなります。

仕事を楽しめる人は、プライドを仕事を頑張るための糧にしています。しっかりとしたプライドを持っているからこそ、責任感ややる気が生まれるのです。高いプライドとは、自分が行う仕事に対してのプライドであり、細かいことを気にするプライドとは異なります。

楽しみながら働いている人は自分の仕事にプライドと自信を持っているので、細かいことは気にせずに、集中して仕事に取り組むことができるのです。

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仕事が楽しい人の特徴⑥ オンオフをしっかりと切り替えている

仕事が楽しい人は、プライベートの時間も思いきり楽しんでいます。プライベートが充実していると、仕事を早く片付けようと思えるようになるため、仕事の効率がアップします。仕事の集中力を高めるには、上手に息抜きすることも大切です。

オンオフを切り替えて上手に息抜きができるようになると、仕事に対するやる気や集中力も高まりますよ。仕事が楽しめる人は、仕事をする時にしっかりと集中して取り組み、プライベートでは思いっきり楽しみます。

オンとオフの切り替えができないと、仕事ばかりの毎日になってしまい、仕事が嫌になったり楽しくなくなってしまうのです。まずは、プライベートの時間を充実させて、オフの時間を思いっきり楽しみましょう。


仕事が楽しい人の特徴⑦ 休日は全力で楽しむ

「休日は予定がない…」「休日は一日中寝る」というのが当たり前になっていませんか?仕事を楽しめる人は、休日も全力で楽しんでいるのが特徴です。

休日を思いっきり楽しむことで、仕事の疲れやストレスがリセットされるので、「また明日から頑張ろう!」と思えるようになります。

休日は、ストレス発散のためにたくさんお酒を飲んだり、休日の疲れを癒すために寝だめしている人も多くいますが、そのような生活を続けていると、休日で生活リズムが崩れてしまうため、逆に疲労感を感じやすくなるのです。

仕事を楽しむ人は、休日にワクワクするような予定を入れているので自然と早起きになり、大切な休日を無駄にすることなく全力で楽しめるのです。


仕事が楽しい人の特徴⑧ 何事にも目的意識を持って取り組んでいる

仕事が楽しい人は、何事にも目的意識を持って取り組んでいます。何のために働いているのか、目的や目標を明確にすることでやる気が生まれ、楽しく働くことに繋がります。

目的もなくただ淡々と作業していては、何の楽しみもやる気も生まれません。もちろん、仕事は遊びではないため、楽しいことばかりではなく苦労することや我慢しなくてはならないときも多くあります。

しかし、目的意識をしっかりと持っていると、辛いことや苦しいことがあっても耐えられます。「きつい…」「辛い」といったネガティブな感情やストレスは、仕事をする上でマイナスにしかなりません。

このような感情やストレスをおさえるためにも、目的を明確にして、ポジティブに働くことが大切です。

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仕事が楽しい人の特徴⑨ 探究心を持っている

探究心とは、ひとつのことをしっかりと見極めて解明・没頭する強い気持ちを意味します。一つのことを深く知るには、さまざまなことに興味を持ち、常にアンテナを張り巡らせておかなくてはなりません。

例えば、探究心を持っている人は、毎日の仕事で簡単なタスク作業をこなしている時でも、「いつもの資料をもっと効率良く作るためにはどうしたら良いか」「毎日のメールチェックを自動化することは可能だろうか」などを考えます。

いつでも探究心を持っていれば、どんな仕事でも興味を持って取り組むことができ、結果的に仕事を楽しむことに繋がるのです。探究心があると、考える力や想像力、柔軟性も自然と身に付き、周りの人の気持ちを考えたり、場の空気を感じ取ることができるようになります。


仕事が楽しい人の特徴⑩ 常にキャリアアップを意識している

仕事を楽しむためには目標や目的を設定することが大切ですが、その目標や目的となるものの一つとしてキャリアアップが挙げられます。

「私にはキャリアアップなんて無理だろう…」と諦めていると、いつまでたってもキャリアアップなんてできません。キャリアアップを諦めていると、仕事に対する「やりがい」や「やる気」も失われていき、どんどん仕事がつまらなくなります。

しかし、最初から難し過ぎるキャリアアップを意識してしまうと、達成できずにやる気がなくなってしまう恐れがあります。

まずは達成できそうな範囲での目標を設定し、その目標を達成したらまた次の目標を設定…というように計画的にキャリアアップにつなげていくことがポイントです。


仕事が楽しい人の特徴⑪ いつも自分を律している

仕事が楽しい人は、いつも自分を律しているのが特徴的です。自分を律すことができたら、「あれがしたい」「これがしたい」という己の欲に負けることもありません

自分を律することができないと、資格取得やキャリアアップのために勉強すると決めても、すぐにゲームやテレビに流されて挫折してしまいます。

毎日、湧きおこる欲や衝動を抑えることは、簡単なことではありません。自分を律せるようになるためには、集中力や強い意志が必要です。勉強や健康法など、いつも最初はやる気があるのに、3日坊主で続かない…、という方はまず集中力を身に付けましょう。

集中力を身に付けるには30分や15分など時間を決めて、その時間内は「眠たい」「休憩したい」などの己の欲に負けず、我慢する練習が効果的です。

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仕事が楽しい人の特徴⑫ 率先して行動している

仕事が楽しい人は、いつも率先して行動します。自ら率先して行動することで、新しいスキルを習得したり、素早く問題を解決する力が身に付きます

いつも周りの誰かが動くのを待っている方は、自分からどんどん積極的に行動してみましょう。いつもは、ただ言われたことをやるだけだったプロジェクトでも、自分が率先して動くことで、楽しさややりがいが感じられるかもしれません。

興味を惹かれるプロジェクトや参加してみたいプロジェクトがある場合、どうしたら参加できるのかを考えます。周りから仕事を与えられるのを待つのではなく、自ら行動してキャリアを積み上げていくのです。選択権を握ることで、やりがいが感じられ、毎日仕事に行くのが楽しみになりますよ。


仕事が楽しい人の特徴⑬ 自分を褒めている

仕事が楽しい人は、自分を上手に褒めることができます。多くの人は、「なんでミスしてしまったんだ」「なんでできないんだ」など、気付かないうちに自分に自分でダメ出しをしています。

ときには反省することも大切ですが、自分にダメ出しばかりしていると、自信が持てなくなります。自信がなくなると、「自分にはキャリアアップは無理だろう」「仕事を楽しめるわけがない」など、なんでもネガティブに決めつけるようになってしまいます。

自分を褒めるのは、「昨日は早く寝た!えらい」「今日は全部メールに返信した!がんばったね自分」など、些細なことでも構いません。褒めることでさらに前向きに物事を考えられるようになり、仕事が楽しくなるのです。

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仕事が楽しい人の特徴⑭ 知識や経験が活かせている

人は誰かの役に立てた時や頼りにされたときに、やりがいや喜びを感じます。自分の知識や経験が仕事で活かされていると、誰かの役に立てたり、頼りにされることが多くなります。

さらに、知識や経験が仕事に活かせるということは、今までの努力が活かされているということです。つまり、これまでの努力は無駄ではなかったということになります。

そのため、もっともっと知識や経験を身につけて、仕事に活かそう!と思えるようになり、これらはすべて仕事に対するやりがいや、やる気につながるのです。

仕事が楽しくないと感じる方は、一度、自分がこれまで身につけた知識や経験が仕事に活かされているかどうかを考えてみましょう。また、どうやったら知識や経験を活かせるかどうかも併せて考慮しましょう。


仕事が楽しい人の特徴⑮ 仕事するのが好き

仕事が楽しい人は、シンプルに「働くことが好き」なのです。働くことが好きな人は、仕事が楽しくて仕方がないのです。仕事が楽しい人にとって、仕事は趣味のようなものですので、何時間働いても苦になりません。

働くのが好きな人は、本当に好きな仕事を選んでいます。でも、好きな仕事だと給料が少なく、不安定になってしまう場合もあります。しかし、仕事は一生続けていくものです。さらに、1日のうちの多くの時間を費やします。そのため、将来のことを考えると、好きな仕事や夢を追うほうが得です。

自分に合っていない仕事を選んでしまうと、「給料が少ない」「労働時間が長い」など、多くの不満が生まれます。しかし、好きな仕事や夢のためなら、給料が少なくても仕事が大変でも頑張れるのです。

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