棘下筋の筋トレメニュー。肩周りを鍛える効果的なトレーニングとは
肩のインナーマッスルとも呼ばれる筋肉、棘下筋。どんな役割を担って、どうやって鍛えれば効率的なのか?今回は棘下筋の働きから鍛えるメリット、効果的に肥大させるトレーニング方法まで解説します。肩周りを鍛える筋トレメニューをしっかりと押さえて。
棘下筋(きょくかきん)とは?
肩周りのインナーマッスルを代表する筋肉、棘下筋。多くの男性が聞いたことのない筋肉だと思います。そこでまずは棘下筋の基礎知識を解説していきます。棘下筋は、回旋筋腱板(ローテーターカフ)に含まれている筋肉で、僧帽筋と三角筋の内側にある部位を指します。回旋筋腱板は棘下筋の他に、「棘上筋」「小円筋」「肩甲下筋」の3つが存在しており、人間が生活していく上で必要な役割を担っています。
棘下筋の役割とは?
棘下筋は、小円筋と同様に、主に肩関節を外旋させる動作(腕を外に広げる動き)と伸展させる動作(腕を体よりも後ろに下げる動き)をサポートします。腕を外に広げる時に痛みが生じるという場合は、棘下筋が炎症しているケースもあるそう。棘下筋の故障は日常生活に多大なる影響を与えるため、癖にならないうちに完治させましょう。
棘下筋を鍛えるメリットとは?
棘下筋は様々な筋トレ種目やスポーツ動作で使用されます。特に腕を前後に動かす動作(ラケット種目や水泳の動き)では棘下筋は強く影響を及ぼし、鍛えるだけでパフォーマンスを向上させることにつながります。日常生活への影響は人によって個人差はありますが、スポーツや筋トレに取り組む機会が多い男性は鍛えておいて損のない筋肉でしょう。